読書会の課題図書ということもあって、ちゃんと?通して読みました。
生産性というテーマで、前半は生産性 is 何、本当にそれ生産性あることなん?という視点で語られていて、後半になるにつれ生産性をあげるための具体的なノウハウに移っていく流れです。
紋切り型な対応を挙げてより生産性の高い手段・考え方は何かを整理して説明されていて、話の流れも読みやすく腹に落ちる事が多い印象を持ちました。 (日本の対応あるある話がどこまで実際にあるあるなのかは分かりませんでしたが…)
個人的に刺さったのは、第3章にあった「成長とは、『生産性が上がる』こと」でして、以下一部抜粋です。
自分で目標を立て、その達成度合いに応じて評価される目標管理制度について「目標を低めにたてほうが得をするおかしな制度」と言った批判がつきまとうのも、その目標が量で決められているから
-> 成果も達成目標も生産性の伸びによって設定する -> 目標上限もなく、続ければ大きな進歩となる
量ではなく質を重視する組織になる。成果の絶対量の大きさではなく、生産性の伸びを評価する組織になる — これが今後の組織づくりにおける重要なポイント
-> 生産性を評価基準に取り入れると、労働の質に意識をむけるようになる
なるほどね〜