今のチームではホワイトボードを利用し、「タスクを付箋紙化して進捗を共有」したり、「イベントのマグネットを作ってわかりやすさを表現」したり、或いは「週に一度の MTG で振り返りに利用」しています。
いわゆるカンバンです。
僕がチームにジョインした時からカンバンは利用されており、小さな update や大きな update を行い徐々に最適化されていきました。
結果的にカンバンに独自の名前もついて、形になり、ある程度タスクに集中出来るようになったのです。この事自体はとてもすごい事だと思います。
しかし、タスクに集中し、カンバンに頼る事により、(小さな update はするものの) 大きくカンバンを見直すという事が疎かになっていました。
結果、ふと気が付くと、形骸化されたフレームワークが存在することに。
茹で蛙とはこのことですね。
そこで今、見直す事にチャレンジしています。もはや改善というより、作り直しに近い印象を持っています。 幸運にもオライリーから『カンバン仕事術』という本が出版されており、まさにこの本を役立てようと読んでいます。
また、時同じくして、Puppet や Chef 等の構成管理ツールを久しぶりにサーバへ適用する作業を対応した所、差分が大量に出て、結果的に問題解決に時間がかかってしまうという体験をしました。
共通しているのはどちらも定期的にチェックし、見直すという、改善/保守活動だと思います。 そして、頭では分かって居るのですが、緊急度というマジックワードに踊らせれていつの間にか疎かになりがちな分野でもあります。
幸いにも、今のチームではこの辺りをどんどんやって行くぞ!やっておいたぞ!というメンバーがいて、強く舵が動いている感触を持っています。 一度動き出した船のスピードを加速出来るように、強い気持ちで改善活動をせねばと思った金曜日の夜でした。
尚、構成管理ツールの CI や開発フローについてはこちらが参考になるかと思います。