はい。 mackerel 普及活動です。
mackerel は便利でとりあえず agent を インストールすれば最低限のものは監視できますが、標準以外のメトリクスや通知を入れたくなるはずです。はずですよね。
まず、準備としてそれぞれ以下公式チェックプラグイン集をインストールします。 プラグインのインストールは、 Mackerelエージェントをインストールする をご参照ください。 yum や apt リポジトリ経由のインストールが推奨されています。
メトリクス → mackerel-agent-plugins
本家ドキュメントはこちら
リポジトリはこちら github.com
監視通知 (check と表現されている) → mackerel-check-plugins
本家ドキュメントはこちら
リポジトリはこちら github.com
設定
次に設定ですが、エージェント設定ファイル ( デフォルトでは /etc/mackerel-agent/mackerel-agent.conf
) に、それぞれこんな感じに書くだけです。
今回は MySQL プラグインをサンプルに使っています。
メトリクス
[plugin.metrics.mysql] command = "/usr/local/bin/mackerel-plugin-mysql"
既にコメントアウトされている状態で上記の設定(他にも複数あります)が存在しており、
- コメントアウトを外す
- 必要に応じて接続情報等の引数を追記して
- mackerel-agentの再起動
を、すれば、直に設定したメトリクスが生えてくるはずです。
恐ろしいほど簡単ですね。
チェック
チェックも同じノリです。
[plugin.checks.mysql-replication] command = "/usr/local/bin/check-mysql replication"
のように設定します。 メトリクスと違うのは、宣言の部分が、plugin.checks となっているところです。ご注意を。
後は
- 監視の閾値などを引数で設定して (コマンドに -h をつければヘルプが見えます。)
- mackerel-agentの再起動
を、すれば、監視通知設定ができます。
監視が追加されたかは、各ノードの mackerel ページにある Monitors
に出てくるので、そこで確認できます。重要な監視は、監視テストをお忘れなく。
引くほど簡単ですね。
以上です。